10キロ痩せるダイエットの秘訣TOP > 脂肪燃焼ダイエットで痩せよう! > 一ヶ月で10キロ痩せる方法は、なぜ危険か?

一ヶ月で10キロ痩せる方法は、健康を害する

一ヶ月で10キロ痩せる方法は、とても危険なダイエット法です。

別ページでも解説していますが、女性の場合はとくに、1ヶ月単位の月経周期というものがあります。たった一月のあいだに、やせやすい時期と、太りやすい時期が混在しているのです。やせ期には、どんどん脂肪が落ちても、太りやすい時期には、思ったように脂肪は減っていきません。

考え方によっては、やせ期に一気に10キロ痩せて、それ以外では維持すれば、一ヶ月で10キロ痩せることは可能なのかもしれません。しかし、人間の体は、そんなに単純にはできていません。無理なダイエット法は、あとから必ず反動が来るものです。

一ヶ月で10キロ痩せる方法を、運動のみで行なう人は、あまりいないでしょう。ウォーキング1時間したとしても、その消費カロリーはたかが知れています。ケーキ1個食べてしまえば、また元に戻ってしまいます。

そこで、短期間でダイエットしようというときは、たいていの女性が過激な食事制限という手段を取ります。食べなければ脂肪が溜まりませんし、足りない分のエネルギーは、体内の脂肪を分解するだろうと考えるからですね。

仮に一ヶ月で10キロ痩せることに成功したとしても、その人は、おそらくその後、太りやすい体質になって、リバウンドすると考えられます。なぜなら1ヶ月という短期間に減らしたものは、多少の脂肪と、筋肉だからです。短期間で体重を激減させるには、重い筋肉が減らないことには達成できません。

一ヶ月で10キロ痩せるには、かなりの食事制限が必要です。そうなると、その間、極端に栄養不足になります。人間が健康的に生きていくためには、5大栄養素であるタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルのどれ1つとして欠けてはいけません。さらに食物繊維と水を加えて7大栄養素を意識する必要があります。

タンパク質は筋肉の材料になるとともに、赤血球や酵素、ホルモンなどの原料になります。酵素が作られなければ、エネルギー代謝や新陳代謝は滞ってしまうでしょう。そうなるとダイエットで痩せるどころではなくなります。

脂質は、一般的にダイエットの敵のように思われていますが、そうではないことは明白です。細胞膜や脳にも脂質は必要です。コレステロールは、細胞膜や脳神経、ビタミンD、性ホルモン、副腎皮質ホルモン(DHEAなど)にとって欠かせません。

糖質は、赤血球と脳にとっての、ただ1つの栄養源です。この栄養素が不足すると、脳は飢餓信号を発します。つまり摂食中枢が刺激されて、神経ペプチドのオレキシンを活性化させます。そうなるとブドウ糖が体内に入ってくるまでは、何を食べようが、空腹感がやむことはないのです。

食べたいものを我慢する時点で、過大なストレスがかかるのに、何を食べても満足できなくなるのです。ブドウ糖を補給するまでは・・・。こういった低炭水化物ダイエットを実行していると、とてつもないストレスが蓄積していきます。

一ヶ月で10キロ痩せるには、このような極端な食事制限をしなければなりません。そうすると、やせ期といわれる生理後から排卵日までの1週間でさえ、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少することに。

本来、脂肪が分解・燃焼しやすく、むくみにくいやせ期にさえ、太りやすくなる危険があります。食べない時点で、体は飢餓状態。つまり脂肪をため込むようなモードになっています。それでも体重計の針が減っているとすれば、間違いなく筋肉を減らしていることになります。

そのため、一ヶ月で10キロ痩せることができても、そのあとに痩せにくい体質になっているので、リバウンドを招いて、ダイエットに失敗して挫折することになるのです。これを繰り返すと、ウェイトサイクリング現象に陥って、血管や内臓を傷めて、生活習慣病の原因になってしまいます。

以上のように短期間で痩せるダイエット法は、心身に無理が掛かります。今までは体の健康についてみてきましたが、過激なダイエットは、脳内の神経伝達物質の分泌にも影響を及ぼすでしょう。そうなると、うつ病になったり、漠然とした不安感がわいてきたり、いらいらしたりする症状も出るかもしれません。自律神経が乱れれば、拒食症の原因にもなりかねません。

一ヶ月で10キロ痩せるダイエットは、心身ともに健康を害するだけであり、筋肉を減らすだけなので、けっしてオススメできません。